有馬記念

オルフェーヴルが制した11年の有馬記念の風景。

いよいよ有馬記念が目前に迫りました。
昨年はドリームジャーニーが制覇。管理する池江泰寿調教師は、自らの父である池江泰郎調教師の下で、調教助手をしていた時、ステイゴールドに関わっていた人。そのステイゴールドが3度にわたり弾き返されたグランプリの壁を、同馬の産駒のドリームジャーニーで見事に突破したわけです。
また、手綱をとった池添謙一騎手も父・池添兼雄調教師がまだ手にしたことのない有馬記念という大きなタイトルを奪取。様々なところに親子の絆や血統のロマンを感じさせる結果となりました。
しかし、今回、お話ししたいのはもう少し昔の話です。オグリキャップやトウカイテイオーなど、多くのドラマの舞台となった有馬記念。中でもオールドファンにとって今も語り草となっている名勝負は77年ではないでしょうか。そう、あのテンポイントとトウショウボーイが繰り広げた日本競馬史上に残る好レースです。
幸運にも私は後に、それぞれの鞍上である鹿戸明現調教師と武邦彦氏に話を伺う機会がありました。彼等の言葉と当時の状況を、簡単に紹介したいと思います。 (さらに…)

朝日FS根本師メリーナイス

 こんにちは、平松さとしです。
 先週は香港の国際レースを取材してきました。毎年、地元香港馬が圧倒的なパフォーマンスをみせる香港スプリントで、今年は事件が起きました。 (さらに…)

香港国際レース福永騎手

 こんにちは、平松さとしです。
 今週末、日本では阪神ジュベナイルFが行なわれますね。しかし、私は現在、香港に来ております。水曜日に行なわれたインターナショナルジョッキーズシリーズ(香港版のワールドスーパージョッキーズシリーズ)と日曜日に行なわれる香港国際競走を観戦取材するためです。
 このところ海外のGⅠレースで、日本馬は苦戦が続いています。しかし、香港は日本からも比較的近く、過去の例をみても最も日本馬が活躍できる舞台。とくに印象深かったのは2001年。スプリント(1200メートル)、マイル(1600メートル)、カップ(2000メートル)、ヴァーズ(2400メートル)と4つある国際レースのうち、スプリントを除く3レースを日本馬が制し、日本馬が強かった時代の中でも光り輝くヴィンテージイヤーとなった感がありました。 (さらに…)

ジャパンCダート小島太師

こんにちは、平松さとしです。
 先週のジャパンCは思わぬ結果となりました。1位入線の馬が降着で2着となったのだから皆さん、色々な意見が飛び交うのは当然でしょう。
しかし、いずれにしても斜行があったのは事実。降着にしなければしないで問題となったことでしょうし、馬券に絡んだ感情論は論外として、様々な意見が噴出するのは仕方のないことです。
今回の問題も根本はフェアーな騎乗が出来たか否かという部分。皆が真っ直ぐ走らせていればこんな後味の悪いレースにはならなかったはず。外国人騎手も多く来日する昨今ですが、いずれにしても綺麗な競馬を披露できる様、全ジョッキーに心掛けて欲しいですね。 (さらに…)

ジャパンCペリエ騎手

 こんにちは、平松さとしです。
 さて、今週はジャパンCです。ジャパンCの勝ち馬一覧をみていると、このレースは日本の競馬の時代を映す鏡だなぁ……とつくづく感じます。 (さらに…)

マイルチャンピオンSブルーメンブラット

こんにちは、平松さとしです。
 先週のエリザベス女王杯は英国のスノーフェアリーが勝利。鞍上ライアン・ムーア騎手は欧州でもインを突くことで有名な騎手ですが、今回も見事なイン突き。スノーフェアリーがそれに応え、一気に伸びての快勝でした。 (さらに…)

エリザベス女王杯クィーンスプマンテ

 こんにちは、平松さとしです。
 今週末はエリザベス女王杯が行なわれます。牝馬三冠を達成したアパパネが中心となりそうですが、昨年の今頃はブエナビスタが注目されていましたね。
 某スポーツ新聞で予想をしている私、手前味噌になりますが昨年はクィーンスプマンテに◎を打ちました。結果、スプマンテが逃げ切り単勝7710円、三連単1545760円という大波乱を演出したのは皆さん、ご存知の通り。 (さらに…)

ブリーダーズCタイキブリザード

 今週からコラムを担当させていただきます平松さとしと申します。フリーのライターとして競馬に携わらせていただいております。毎週、水曜日か木曜日をメドに情報を送らせていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。
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